クージネ・アルカンシェール

2008年6月29日 (日)

フランスでの売れ行き

私の「クージネ・アルカンシエル」のキット評が掲載された"Replic No.201"は
本国で発売後、約一ヶ月遅れで「ホビーショップ・ガネット」経由で届きました。
フランス語は読めないとライター"Philippe Martin"氏にメールを送信した所、
機械翻訳した英文を送信して頂きました。寸法が正確、カウリングのモールドが
良く、図面が美しいと賞賛された物の、部品に気泡や欠けが有ると指摘されまし
が、これはレジンキットの宿命なので仕方有りません。
私の「クージネ・アルカンシエル」は北米地域からのオーダーは皆無、殆どフランス
を始めヨーロッパ地域が殆どです。通販が殆どですがフランスの模型店"SPECIAL EAST"
に卸しているので、同店に売れ行き問い合わせましたが、高額なので今の所は5本卸
した内3本しか売れていないと返信を頂きました。通販価格と同額で卸した筈なので
決して高額で無かった筈ですが、現地の販売価格は 129.00 EURO 日本円換算で
\21,570 と2倍以上の高値になっていました。

https://specialeast.com/index.php?cPath=226_320_371_372&osCsid=4f4aae0b15a54e41a00c1ad805f88be0

私のキットの販売価格は同程度のガレージキットの問屋から小売店への卸値程度に
抑えています。「アルカンシエル」はキットが大きい分製造コストが掛かるので、
ふっかけている訳で無く有りませんが中間マージンやら何やらで仕方ないのでしょう。

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2008年6月 1日 (日)

"Replic No.201"のゲラ刷り

REPLIC誌のライター"Philippe Martin"氏からメールの添付ファイルで頂いた
"Replic No.201"のゲラ刷りに「アルカンシエル」のキット評が掲載されてい
ます。フランス語は読めないのが残念ですが、好意的に評価されていると思い
ます。版権の問題が有るので当Blogで画像は公開しませんが、"Replic"誌に
投稿した私の友人が製作した「アルカンシエル」の作例を貼ります。
私の「クージネ・アルカンシエル」は先日のワンダーフェスティバルに出品し
雑誌の取材も来ましたが、残念ながら日本の雑誌では掲載されませんでした。
日本の雑誌で掲載されなくてもフランスの模型雑誌"Replic"の他、フランスの
航空雑誌"Icare"に紹介され、フランスの模型店"Special East"から注文が来て
いるのでこれだけで充分です。

Arcenciel01


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2008年5月 1日 (木)

通販対応とキットの量産

Prcard0808
Boxx5

ワンフェス後は残業と休日出勤が増え忙しい日々が続きましたが、"クージネ・
アルカンシエル"の通販対応とキットの量産に専念していました。ワンフェス向け
に生産した個数より通販向けの個数の方が多く量産に追われた為、コミュ向けの
書き込みは減り、Blogの更新は一ヶ月以上も途絶えました。
"クージネ・アルカンシエル"の件はwebサイトとblogで告知していたので前評判
は高く、既にワンフェス前からフランスの模型店"SPECIAL EAST"から注文が届き
フランスの模型雑誌"REPLIC No.199"の新製品情報で紹介されました。
"SPECIAL EAST"からの注文は計10個ですが、生産が間に合わないので取り敢え
ず5個だけ発送しました。
私のキットのレビューは毎回REPLIC誌のライター"Philippe Martin"氏に書いて
頂いているので、今回も彼氏宛てに見本を発送しました。恐らく2ヶ月位後には
"アルカンシエル"の記事が誌面に掲載される事でしょう。

"アルカンシエル"は来る5月5日に開催されるワールドホビー・フェスティバル
にも持ち込みますが、先行予約分が有るので個数は未定です。

8月3日(日)開催される2008年夏のワンダーフェスティバルに向けた新作キットは
軍民問わず世界中で運用されている汎用双発機ビーチクラフト・キングエアに
決定しました。海上自衛隊の連絡機"UC-90 くにかぜ"、アメリカ海軍の練習機
"T-44ペガサス"にも出来るので、民間機ファン以外にも軍用機ファンにも受け入
れられると思います。「赤とんぼワークス」製品ラインナップは、試作機、実験
機等一風変わった機種が多かったので、現用機をキット化するのは今回が初めて
となります。実機は全幅:15.32m、全長:10.82mなので、1/72スケールでは
全幅:21.30cm、全長:15.00cmになります。
本来なら4月中にCGデータを仕上げ、GW中に原型の切削工程に取り掛からな
ければ夏のワンフェスに間に合いませんが、"アルカンシエル"の量産に追われて
いたのでCGデータの決定稿も未だ仕上がりません。ワンフェスに間に合わない
となれば旧作の再販だけとなります。

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2008年3月23日 (日)

インスト決定稿

Couzinet70inst01

Couzinet70inst02

去る2月24日(日)に開催された2008年冬のワンダーフェスティバルに出品した
新作キット1/72スケールの「クージネ・アルカンシェール」のインストが書き
終わったのは前日の土曜日でした。ランナーの部品配置図の図版は載っていま
すが、時間切れで組立図を描く余裕が無かったので、ワンフェスで出品した
製品は暫定版のインストにしました。ワンフェス後は通販対応向けの量産と
並行してインストの決定稿作成に専念していましたが、この数週間は休日出勤
やら何やらで忙しく、図版が仕上がったのは今日でした。
通販向けの発送は今月末の予定でしたが、来月始めに遅れそうです。

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2008年2月25日 (月)

ワンフェス 2008年冬 リポート Part1

080224


2008年冬のワンダーフェスティバルは去る2月24日(日)に東京国際展示場
(東京ビッグサイト)東ホールで開催されました。嵐の様な強風が吹く中
大勢のお客様が来場され今回も盛況でした。
 昨年冬「赤とんぼワークス」は、夏のワンダーフェスティバルで1/72
スケールの「クージネ・アルカンシェール」を発売すると予告しました
が、原型製作が遅れたので昨年夏は断念し皆様の期待を裏切る結果となり
ました。大勢の皆様から多大な協力を頂き、発表から一年後の2008年冬
やっとキット化出来、皆様に披露出来ました。
 各部品の仕上がりが遅れた為、部品全てがキャスト注型出来る状態に
なったのはワンフェスの一週間前、平日の帰宅後も量産に励んでいました
が、デカールの版下とインスト作成も進めなくてはならないので、10本
分の部品が揃った段階で量産を中止しました。デカールは刷るだけでは
無くキットと現物合わせしなくてはならず、インストを書く為には自分
でキットを組み立てる工程を欠かせません。デカールの決定稿を印刷出来
たのは土曜日の午後。インストは部品図の図版は描けましたが、組立図を
描く余裕が無かったので、止むを得ず暫定版のインストにしました。
部品の袋詰めが終わったのが午前零時過ぎ、明朝に会場で箱詰めする事に
しましたが、土壇場でデカールの印刷ミスを発見した為、大慌てで間違っ
た部分だけ別紙に刷り直しました。委託品やら諸々の荷造りが終わった時
は既に午前2時半を回っていました。
 午前7時過ぎに会場入りして手続きを済ませた後、皆様にキットの箱詰
を手伝って頂きました。当日の朝まで準備が遅れた事は今まで無かったの
で、皆様の協力に深く感謝します。
新作キット、1/72スケール「クージネ・アルカンシェール」(注:正確な
発音はアルカンシエル)は全幅:41.7cm、全長:22.40cmになるので、不肖
「赤とんぼワークス」ブランドの製品中で最大級、少しでもリーズナブル
な価格で提供したかったので販売価格は\8,800に押さえました。
塗装済みの作例は間に合わなかったので、卓上に展示したのはデカールを
貼った仮組みだけ、"North wing Model Craft"さんから委託された1/72
スケールの"川崎C-1"の作例はサフェーサー吹きだったので、完成品は
無しでしたが1,800組を超える参加ディーラー中、1/72スケールの大型機
を2機も並べた卓は「赤とんぼワークス」だけだったので、皆様の注目を
集め、海洋堂の宮脇専務も足を止められました。
 ワンダーフェスティバルにキャラクター・モデルに万単位を払うお客は
来られても、果して航空機モデルに1万近く払うお客がどれくらい来られ
るか分からなかったので売れ行きを危ぶんでいましたが、午前中に完売し
ました。「クージネ・アルカンシエル」のキットはフランスのエレール社
の創世記に1/75スケールのプラモデルが発売されていましたが、石器時代
の製品なので出来が悪く今は絶版。「川崎C-1」の入手可能なキットは
ハセガワ製1/200スケールのプラモデルと、プラッツ製1/144スケールの
レジンキットだけ、1/72スケールの「川崎C-1」は前世紀にレジンの棒
の様な製品が有っただけで今は絶版です。両機とも皆様が長年待ち望んで
いた機種でした。皆様が望む良い物を出せば価格が高くても売れると実感
しました。今後も付加価値の高い製品を出したいと思います。

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2008年2月17日 (日)

"クージネ・アルカンシェール"量産開始

Part01

Strut


"クージネ・アルカンシェール"の原型は先日の三連休に主翼とエンジン
カウリングが仕上がり量産に取り掛かりました。毎度の事ですが新製品
は量産開始直後、気泡や湯流れ不良等の不良品が多く出るので歩留まり
が、量産は悪く遅々と進みません。やっと土日頃に量産が軌道に乗りま
したが、現状ではワンフェス当日に用意できる本数は、12本程度かも
知れません。
 スパッツ側面と胴体下面を繋ぐ主脚の斜め支柱は現物合わせしないと
合いません。主翼の量産に掛かってから支柱の原型仕上げに掛かる予定
でしたが、量産開始直後のトラブル対策等に追われていたので支柱が
仕上がりシリコン取りに掛かったのは2月16日の深夜でした。
週末はデカールの版下とインスト作成等に掛かる予定でしたが、実際に
作業に掛かれるのは平日の帰宅後になりそうです。

「赤とんぼワークス」の新製品1/72スケールの「クージネ・アルカン
シェール」は全幅:41.7cm、全長:22.40cm、私のキット中で最大になり
ます。キットが大きいので型取りに要したシリコンは約5kg、キャスト
1kgセットで生産可能な数量は歩留まりを考慮すると約3本、コストが
嵩みますが、そのまま価格に反映させると売れないので¥8,800に
押さえたいと思います。


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2008年2月 3日 (日)

RE~2:原型製作進行中

Co70web13

節分は雪が降ったので何処にも出掛けず、雪掻きした以外は引き篭もりで"クージネ・アルカンシェール"の主翼
部分の原型仕上げに専念していました。サフェーサー仕上げを済ませシリコン型取りに取り掛かろうと思いました
が、ペーパー掛け止まりでした。形状は決まったので今週中には仕上げ、週末には主翼のシリコン型取りに掛かます。
スパッツと胴体を繋ぐ主脚の斜め支柱は現物合わせが必要なので、支柱の製作には主翼が仕上がってからに
なります。


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胴体注型開始

Mold02
Co70web11


先週の日曜日に"クージネ・アルカンシェール"のシリコン型が出来、早速
キャストを流しましたが、湯流れ不良や気泡等の不具合が出た為、型を補修
等の対策を講じました。何とか製品として通用する品質で抜けたのは、先週
の半ばでした。既に量産に掛かっています。
原型製作に取り掛かる前は胴体側面に窓を開ける事も考えましたが、窓の
開口部に合ったクリアーパーツを透明レジンで注型は難しく、仮に出来ると
しても胴体表面と窓に段差等が出来るので面一になりません。胴体に開口部
は設けず窓の回りを薄くし、窓を空けたい場合は窓の周りを長方形にくり抜
いて透明プラ板をはめ込む様にしました。コクピットのキャノピーは胴体と
一体にし、クリアーパーツを使用する場合は胴体のキャノピー部分を切り取
ります。クリアーパーツを使わない場合、窓はデカールで再現出来る様に
します。

Co70web12_2

胴体左右を張り合わせて機首カウリングを付けましたが、胴体とカウリング
に約1mmの段差が出来ました。原型に段差は無かったので、これは注型時の
シリコン型歪み等が原因でしょう。この状態で売り出すのは、お客様に対し
不誠実なので機首カウリングはリテイクする事にしました。イベントを前にして
余計な手間が増えましたが、より良いものを提供する為には止むを得ません。

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2008年1月27日 (日)

シリコン型取り開始

Mold01


今まで"クージネ・アルカンシェール"の原型製作に専念していたので、日記
の書き込みが途絶えていました。1月14日 (月)以来、約二週間ぶりの更新に
なります。
胴体部品の磨き等の仕上げ作業が終わったので、1月26日(土)の夜に部品を
油粘土に埋めて胴体表側にシリコンを流しました。翌1月27日(日)に油粘土
を取り除き胴体裏側にシリコンを流したので、今週中には胴体部品の注型
に掛かれそうです。主翼部品の仕上げは未完ですが、胴体部品の注型と並行
して今週中に完了させます。

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2008年1月14日 (月)

RE:原型製作進行中

Co70web8
Co70web9
Co70web10


この三連休も"クージネ・アルカンシェール"の原型製作に専念していましたが、やっと胴体断面が決まり
内部のくり貫きが終わりました。もし少し磨いてからシリコン型取りに掛かります。

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2008年1月 5日 (土)

原型製作進行中2008

Co70web5

Co70web6

Co70web7

年末にコミケに行った以外、殆ど引き篭もりで原型に専念して
いました。
取り敢えず画像だけ上げます。

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2007年12月23日 (日)

"アルカンシェール"のボックスアート

Arcenciel1_2


来年の2月24日(日)に東京ビッグサイト東展示棟で開催される2008年冬のワンダー
フェスティバルに出品する新作キット"クージネ・アルカンシェール"のボックス
アートは、プラモデルの箱や雑誌の挿絵等を数多く描かれているイラストレーター
吉原幹也 画伯に依頼しました。小池繁夫 画伯が描いている「クラシックプレーン
カレンダー」の様なイメージをお願いしましたが、雄大な雲海と海上を背景にした
絵を描いて頂きました。前方斜め上から俯瞰したアングルは、ボックスアート等で
お馴染みですが、このアングルから撮った実機写真は少ないので、イラストならで
はの構図です。「クージネ・アルカンシェール」の機体全面は何色だったのか、
グレー、クリーム色、シルバー等、諸説入り乱れていますが、当時のフランス民間
機と同様全面シルバードープ塗装と判断しました。

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2007年11月25日 (日)

ボックスアートの構図

新作キット"クージネ・アルカンシェール"は、ロールアウトして間も無い頃の形式
"Couzinet 70"のモデル化です。
 "クージネ・アルカンシェール"の特徴は三発機で有る事と曲線で構成された胴体
ラインなので、ボックスアートはこの両方を強調出来る構図にしたいと思います。

Box01

旧いエレール製品のボックスアートは前方斜め下から見た構図なので、機首周りは
見えますが、胴体ラインが見えません。

Box02


"Icare誌 No.198"に斜め後方から見た構図の絵が載っていますが、このアングルでは
機首が見えません。

Box03

"クージネ・アルカンシェール"の特徴の両方を強調するには、斜め前方から俯瞰した
構図が良さそうです。背景は海と空でしょうか。


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2007年11月24日 (土)

原型製作進行中

ワンフェス実行委員会から"ディーラー登録通知"が届いたので「赤とんぼワークス」
は、来年の2月24日(日)に東京ビッグサイトで開催される2008年冬のワンダーフェス
ティバルに参加決定しました。

C70p01


夏から9月頃迄は忙しい日々が続きましたが、10月から閑になって来たので、この
2ヵ月間は"クージネ・アルカンシェール"の原型製作が進展しました。当Blogで
"クージネ・アルカンシェール"の原型製作の記事を上げるのは、あよそ一ヶ月ぶりに
なります。

Pdrm0255


"クージネ・アルカンシェール"の原型は10月21日に機首のラジエターグリルが出来ま
したが、同機のエンジンカウリングの表面に有る多数のルーバーは特徴の一つで目立
つ所なので、適当に片付ける訳には行きません。羽板(はいた)と呼ばれる細長い開口
部をエンジンカウリングの表面に等間隔で平行に並べなくてはならず、色々な方法を
考えましたが、結局コトブキヤのメッシュプレートをレジンで型取りしてカウリング
表面に貼り付けました。仕上げ工程に入る為にカウリングを切り離しました。
胴体が前後二分割ではラインが不連続になるので、前部胴体と後部胴体を張り合わせ
一体で整形します。
 水平尾翼、スパッツ等の他、小部品が一通り仕上がったので、11月23日の夜にシリ
コン型取りに掛かりました。未だ胴体と主翼が残っていますが、取りあえず最初の
ステップは通過しました。

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2007年10月28日 (日)

RE:RE:原型製作中

Pdrm0249
主翼は"MODELA MDX-20"を持っている方に切削して頂いたので既に出来ていましたが、フィレットは未だ
手付かずでした。
週末は私の"MODELA MDX-3"でフィレットを切削したので、これで必要なパーツの荒削りは完了です。

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RE:原型製作中

Pdrm0247_2

2008年冬のワンダーフェスティバルは、来年の2月24日(日)に東京ビッグサイトで
開催されます。ワンフェス実行委員会から"ディーラー参加申し込み確認書"が届い
たので参加申請は無事に受理されました。
新作キット、"クージネ・アルカンシェール"は水平尾翼と方向舵の原型製作に
取り掛かりました。

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2007年10月21日 (日)

原型製作中

C70_01_3
C70_02
2月24日(日)に東京ビッグサイトで開催される2008年冬のワンダーフェス
ティバル向けの新作キット、クージネ・アルカンシェールは未だ原型製作
中で、やっとスピンナーとプロペラの注型に取り掛かりました。3発機で
3翔プロペラなので、シリコン型取りにプロペラは計9枚必要です。
機首のラジエターグリルの形状が決らないと、カウリングの整形に掛かれ
ませんが、週末にやっと形になりました。スパッツと車輪は、これから
仕上げに掛かります。

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2007年9月17日 (月)

原型製作中

先々週から長時間残業が続いたので平日帰宅後は原型に触れる気力は無く、夕食後
は寝るだけで作業が出来るのは週末だけの日々が続いています。ワンフェス前なら
「仕事する暇は無い!」と言いたくなりますが、模型で生計を立てている訳では
無いので仕方有りません。
3連休の初日は腰痛と一週間分溜まった疲労で原型を製作する気になれず、専ら
知人向けの資料収集やらメール等にかまけていました。2日目は日中暑かったの
で外出せず引き篭もり原型製作に掛かりましたが、同時に通信販売向けの受注生産
と、来週の月曜日に開催される「東京とびもの学会」向けの準備も進めました。
夕方に近所の店に行きトランペッターのF-105サンダーチーフとアカデミーのF-8J
クルセーダーを購入しました。一緒に購入しても\5,000位だったので、良い買い物
だったと思います。3日目は海外通販向けの荷造り後に郵便局に行きました。
クージネ・アルカンシェールは胴体の磨きに掛かりましたが、私のModelaは旧型の
"MDX-3"なので切削表面が等高線状になるだけで無く、今回は切削加工時に停止する
等のトラブルで正確な左右対称にならなかったので、まだまだ手が掛かります。

Pdrm0026

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2007年7月29日 (日)

アルカンシェールの特集記事

第二次大戦前のフランスの三発郵便機「クージネ・アルカンシェール」は
名パイロット「ジャン・メルモーズ氏」の乗機だった事と、ユニークなスタ
イルで当事のフランス民間機の中で人気が高い方ですが、同機に関する資料
は少なく比較的入手容易なのは"Les Avions de Mermoz"位ですが、某氏から
フランスの航空雑誌"Icare"誌のNo.198にアルカンシェールの特集が100頁も
載っていると教えて頂きました。そんな資料が有るなら何としても入手しよ
うと思いましたが、日本で"Icare"誌を扱っている洋書店は無いので、ネット
を検索したらICARE Magazine のwebサイトが見付かりました。

http://www.revue-icare.com/english.html

送料と入手方法を問い合わた所、定価は18.00ユーロ、送料込みで28.5ユーロ
支払いはクレジットカードなので、FAXでカード番号を送信してくれと返信が
届きました。FAXが使える状態では無かったので11月12日に"ICARE"の版元宛て
に手紙で注文したら、"ICARE Vol.198"は11月25日に届きました。
"ICARE Vol.198"の記事はルネ・クージネ氏が開発した飛行機の特集なので
初飛行の三ヵ月後に墜落した最初のアルカンシェール"Couzinet 10"、から
火災で焼失し2機目のアルカンシェール、メルモーズの乗機となった最も有名
なアルカンシェール"Couzinet 70""Couzinet 71"、計画だけで終わった引き込
み脚案、爆撃機案に至るまで全て網羅し、"Couzinet 70"と"Couzinet 71"両型
に最も多くのページを割いています。"Couzinet 70"と"Couzinet 71"は同一機
ですが量産機では無くカスタムモデルと言う方が相応しい機体なので、掲載さ
れている図版で時期に因り細部が違う事が分かりました。アルカンシェールの
資料は既に"Les Avions de Mermoz"を持っていますが、同書に無かった写真や
マニュアルから転載した図版が大量に載っているのに驚きました。100頁の
記事は写真のキャプションも含め全編フランス語なので読めないのが残念です
が、これだけ載っていればモデル化に充分役立ちます。
アルカンシェールのファンなら是非とも購入をお勧めします。

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お詫び

来る8月12日(日)に開催されるワンダーフェスティバル2007年夏で1/72スケールの
「クージネ・アルカンシェール」の出品を予定し、原型製作の進捗状況は当blogで報告
していましたが、残念ながら原型製作の遅延で今夏の出品は断念しました。

「クージネ・アルカンシェール」の資料は私のwebサイトで紹介していますが、

http://homepage3.nifty.com/AKATOMBO/garage/couzine01.htm

アルカンシェールは機体全面は他の第二次大戦前のフランス民間機と同様、銀ドープ
塗装だったのか、残念ながらこれらの資料では不明です。

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2007年7月22日 (日)

アルカンシェールの主翼

"MODELA MDX-20"を持っている方に切削依頼していた、"クージネ・
P1040540_1
翼が届きました。
 旧型のMDX-3の切削精度では仕上げが等高線状になりますが、MDX-20は
仕上げに段差が無いのに驚きました。軽くペーパー掛けすれば十分な位
です。

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2007年7月 8日 (日)

主翼の試作品

1/72スケールの「クージネ・アルカンシェール」の主翼部分は片側だけ
でも約200mm有りますが、私の"MODELA MDX-3"は動作範囲が約150mmx100mm
程度しか無く主翼部分を一体で切削出来ません。そこで主翼の切削加工は
最大動作範囲が、203.2 mm(幅) X 152.4 mm(奥) X 60.5 mm(高さ)"の
MODELA MDX-20"を持っている方に依頼しました。
ケミカルウッドを切削する前にスチレンボードで試作品を切削しました。
 最初は主翼上面と主翼下面の二分割で切削しようかと思いましたが、
主翼下面はエンジンナセルと一緒に切削するとナセルの高さ分が無駄な
動作範囲になるので、主翼下面は、外翼、ナセル、翼付け根の三分割にしました。

Pdrm0013

 新作「クージネ・アルカンシェール」の原型は一向に進まずとても
ワンフェス当日には間に合いません。
ワンフェス当日、私の新作を購入する為、拙卓に来られた皆様を失望させ
たく有りません。私の作品を購入される方は私のwebサイトやblog等を
見ている筈なので「新作は落ちました」と事前に告知します。新製品無し
では折角来て頂いた皆様に悪いので、2002年の冬フェスに出すと予告し
ながら結局落とした"ロッキードAH-56シャイアン後期型"をピンチヒッター
に立てたいと思います。以前に出した初期型との相違は主翼面積の拡大と
排気口のIRサプレッサーだけなので、一ヶ月で何とかなりそうです。

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2007年6月25日 (月)

切削形状

Modelaで加工する主翼上面はエンジンナセルと一緒に切削します。
DXFファイルを"Modela Player"で読み込み切削面を上半分に設定します。
フィレットを除く翼長は194mmになるので幅を194mmに設定します。

Wing01
Modela01

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2007年6月19日 (火)

主翼パーツの切削工程

主翼は上下別パーツで切削しますが、上半分はフィレットの切削は無し
翼長194mmになります。主翼の切削方法ですが翼上半分はエンジンナセル
を別パーツにするより主翼と一体で切削、翼下半分はエンジンナセルを
別パーツにした方が良いかも知れません。
エンジンカウリングは表面のディテール追加等、手作業が多くなるので
別パーツにします。

Couzinet_we02dxf
Couzinet_we02
Couzinet_we03under


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2007年6月17日 (日)

CGデータの決定稿

「クージネ・アルカンシェール」の主翼部分のCGデータが、ようやく
決定稿に至りました。ShadeデータなのでModelaに出力する為にDXF
ファイルに変換しますが、エンジンナセルは主翼とは別パーツにして切削
します。エンジンナセルを別パーツにする為に主翼前縁を切り欠きますが
Shadeで複数形状の合体、交差、切り欠き等は疑似的にブーリアン演算を
するので、Shadeでレンダリングした画像データに切り欠きが有っても
DXFファイルに変換すると主翼前縁に余分な形状データが張り付いた状態
になります。主翼前縁を切り欠くにはDXFファイルを加工しなければなり
ませんが、私には出来ないのでDXFファイルの加工は誰かに依頼する事に
なります。
主翼の上面に上半角は無いと判断しましたが、主翼付け根と翼端は厚みが
違うので翼の前後縁に上半角が有ります。主翼を上下別パーツにして
Modelaで切削する為には、主翼部分のCGデータの前後縁を水平に
する必要が有ります。
Couzinet_wl01_1
Couzinet_wl03b_1
Couzinet_wl03_1


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原型製作中ですが・・・

Co70web3
静岡ホビーショー2007の後は夏の新作「クージネ・アルカンシェール」の
原型製作に専念するつもりでしたが、ホビーショーの翌日から連日残業続
きで平日は手を動かす気力が無く、原型製作が全く進んでいません。
「赤とんぼワークス」は来る2007年8月12日(日)に東京ビッグサイト東展
示棟で開催されるワンダーフェスティバル2007[夏]にディーラー参加が
決定しましたが、これから仕事が忙しくなりそうなので「クージネ・アル
カンシェール」のキット化は8月まで間に合いそうに有りません。

スピンナーと方向舵を除く胴体全長は1/72スケールでは199mmになり、
作動範囲100mmx150mmの"Modela MDX-3"では一度に切削出来ないので、
胴体は前後二分割で切削しました。前部胴体は全長135.5mm、後部胴体は
64mmになります。 図面で見る限り主翼上面に上半角は無い様です。
フィレットを除き主翼の片側は193mmになり"Modela MDX-3"では切削出来
ので、主翼の切削は誰かに依頼します。

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2006年10月29日 (日)

空の英雄メルモーズ (単行本)

メルモーズの評伝を古書店で入手しました。

空の英雄メルモーズ (単行本)
ジョセフ ケッセル
商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
『夜間飛行』『人間の大地』などサン=デグジュペリの数多くの名作のモデル
となった「フランスで最も有名な男」の飛行機に賭けたロマンあふれる生涯
を僚友の大作家が愛惜をこめて描く。
空に生き空に殉じた〈フランスのリンドバーグ〉の生涯。
商品の詳細
単行本: 389ページ
出版社: 中央公論社 (1988/05)

amazon.com で検索したら原題は、Mermoz by Joseph Kesselです。

本書の著者はメルモーズと親交が有った作家で、初版はメルモーズの死の
一年後1937年に刊行されました。メルモーズの伝記として定番の様で、
原書は"Les Avions de Mermoz"の巻末の資料一覧にも載っています。
同書の一覧には1966年刊行となっていますが、これは重版した版を参考
にした為でしょう。
 佐貫亦男 著「空のライバル物語」に、メルモーズの伝記「私の飛行」が
1937年に刊行されたと書かれていますが、これは「空の英雄メルモーズ」
の副題かも知れません。

ルネ・クージネ氏が設計しアルカンシェールと名付けられた機体は3機有り
ました。最初のアルカンシェール"Couzinet 10"は1928年5月7日に初飛行し
ましたが1928年8月8日に墜落。2機目は1930年2月17日に火災で焼失しま
した。
 メルモーズの乗機となったアルカンシェールは3機目の"Couzinet 70"
で1932年初めに完成しました。同機は翌1933年1月16日の朝、メルモーズ、
クージネ他、計6人の乗員が搭乗し、セネガルのサン・ルイを離陸し、平均
速度230kmで14時間掛けて同日夜にブラジルのナタールに着陸しました。
アルゼンチンに行った後、帰国途中で再びブラジルのナタールに向かいま
したが、滑走路が大西洋横断用の離陸重量15トンに耐えられず準備に
4カ月要した為、ナタールを離陸したのは5月15日夜でした。その後、
メルモーズは1934年の5月から10月迄、アフリカからアメリカへ三回、
アメリカからアフリカへ三回飛行しました。
 この記述は柄澤英一郎 様から頂いたクージネ71の写真に映っている
胴体側面に書かれた文字と一致します。
アルカンシェールの成功に関らず、ルネ・クージネ氏は注文を得られず
破産しアルカンシェールは競売に付されましたが、ルネ・クージネ氏は
借金して買い戻しました。
アルカンシェールは3機製造されたと言う説も有り、アルカンシェールと
名付けられた飛行機は確かに3機種有りましたが、最も有名な機体
F-AMBV"Couzinet 70"と"Couzinet 71" は同じ機体なので、1機だけ
製造されたと解釈すべきでしょう。
 メルモーズ氏の伝記が中心なので、残念ながら"Couzinet 70"と
"Couzinet 71"の相違、同機が辿った運命等は載っていません。
"Couzinet 70"は"Couzinet 71"に改修された時期等は不明ですが、
最初の南大西洋往復から帰国後から翌年の5月の間と解釈すべきで
しょう。

ルネ・クージネ氏の記念館が載っています。
http://perso.orange.fr/aircollection/couzinet.htm

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2005年10月16日 (日)

Les Avions de Mermoz

第二次大戦前のフランス航空界を代表する名飛行家「ジャン・メルモーズ」
が搭乗した飛行機の本「Les Avions de Mermoz」をアメリカの書店
Aeroplane Books
http://www.aeroplanebooks.com/pioneer_pg1.htm から購入しました。
 フランスの書店から購入した方が、もっと安く付いたかも知れませんが、
フランス語の書籍をweb通販出来る英文サイトは知らないので、アメリカの
書店から購入した次第です。

【タイトル】Les Avions de Mermoz
【シリーズ】Les Ailes de Gloire Hors Se'rie n°2
【著  者】MARCHAND Patrick, TAKAMORI Junko
【発  行】E'ditions d Along
【発行年月】2002年
【ページ数】144頁
【判  型】サイズ(cm): 25.5 x 18.5
【定  価】35 euro; US$ 35,00
【ISBN】2-914403-10-0
【種  別】航空史
【分  野】フランス機
【内  容】実機写真、三面図、カラー塗装図

Caudron G3 page 4
Breguet XIV page 10
Nieuport-Delage NiD 29 page 20
Potez 25 page 24
Late'coe`re 25 page 34
Late'coe`re 26 page 37
Late'coe`re 28 page 42
CAMS 53-56 page 52
Couzinet C 70-71 Arc-en-Ciel page 60
Farman F 220 Le Centaure page 70
Potez 36 page 74
Late'coe`re 521 page 78
Potez 56 page 82
Bernard 80-81 GR page 86
Breguet 393T page 90
De Havilland DH-88 Comet page 94
Ble'riot 5190 Santos Dumont page 98
Late'coe`re 300 Croix-du-Sud page 104
Dewoitine 333 page 110
Planches couleur page 113
Mermoz, le pilote page 129
Souvenez-vous page 143
Remerciements, bibliographie page 144

 メルモーズの伝記なら既に刊行されていますが、本書はビジュアル中心
の内容で同氏が搭乗した飛行機の写真、図面、イラスト等が載っています。
本文記事は全てフランス語で英語は写真のキャプションと、
記事"Mermoz, le pilote"の抄訳が別紙に載っているだけです。
各機種当りの記事は4頁から10頁程で、精密図面とは言えませんが各機種
の三面図が載り、巻末にはカラー側面図も載っています。メルモーズの愛機
で最も人気が高いのは何と言っても"Couzinet C 70-71 Arc-en-Ciel"で、
同機の記事は10頁載っています。扉絵と三面図に2頁を割いているので
写真等は8頁になりますが、同機の写真がこれだけまとめて見るのは初め
てで、コクピット内部やカウリング全面のクローズアップも載っています。
"Couzinet C 70-71 Arc-en-Ciel"以外の機種も資料が少ないので、
フランス機が好きな方々にはたまらない内容です。本書は航空史に興味の
有る方にお勧めです。

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